出現頻度の高いカナはなるべくアンシフト面に配置した方が総打鍵数が減るので、単純に考えれば入力は楽になるはずです。
現バージョンのアスナロ配列では、高頻度の「た」をシフト面に配置しており、常々これを改善したいと考えていたのですが、なかなか良いアイデアが浮かびませんでした。
今回、「た」と「る」では「た」の方が頻度が高かろうと考えて、「た」をアンシフト面へ昇格し、代わりに「る」をシフト面へ降格する手を試みました。
いざテスト。
…ヤバイ、「る」って意外と頻度高いよ…_| ̄|○
おかしいなぁ…と思いつつ、Webで公開して下さっている方々のカナ出現頻度表を検索で引っかかる端から拝見。
すると、「た」を追い抜き、「か」に次いで堂々の六位に「る」が出現している方がいらっしゃいました。Σ(゚д゚lll)ガーン
うーん、誤解してたなぁ…。「る」の頻度は中の上のちょい上、「き」あたりと同等と考えていたのですが、認識を修正しました。「る」は、どうやらサンプル次第では高順位を占めるカナのようです。
認識が変わったところで様々なカナ配列を見なおしてみると…、シフトキー押しっぱなしを前提に設計された飛鳥カナ配列を除けば、ほぼ全てのカナ配列が「る」をアンシフト面に配置しています。全然気づかなかった…_| ̄|○
しかもなんと小梅配列では「る」は人差し指ホームポジションである「F」の位置です。
今後は「た>る」ではなく、「る>た」の認識で行くことにします。(`・ω・´)
2010年10月17日日曜日
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